ワイズマンシステムSPとの介護記録連携について

目次

はじめに

このページでは、ワイズマンシステムSPとライフリズムナビを連携する場合について説明しています。

介護記録連携とは

ライフリズムナビと介護記録システムを連携することで、相互にデータを連携して自動で記録、入力する機能です。

介護記録連携で出来ることは以下の2点です。
1、ライフリズムナビから介護記録システムに自動記録
2、介護記録システムの入居者情報をライフリズムナビに反映

連携できる項目

介護記録連携で連携できる項目は以下の5点です。

  • ラウンド情報(ライフリズムナビステータス(アイコンの状態)・心拍・呼吸)
  • アラート情報 ※1
  • 申し送り情報
  • バイタル情報 ※2
  • 入居者情報

※1)アラート情報の呼び出しボタンアラートについては、以下2つの条件を満たした場合のみ連携することができます。
① ライブリズムナビに呼び出しボタンを導入していること
② ワイズマンシステムSPのナースコール連携オプションを導入していること

※2)バイタル情報については、以下2つの条件を満たした場合のみ連携することができます。
① ライフリズムナビにバイタル機器を導入していること
② ワイズマンシステムSPのバイタル連携オプションを導入していること

連携が可能な項目は、連携する介護記録ソフトによって異なります。

構成図

機能概要

ラウンド連携

送信スケジュールに合わせて、ライフリズムナビステータス(アイコンの状態)・心拍・呼吸のデータをワイズマンシステムSPに送信します。

ライフリズムナビ側の設定画面

ライフリズムナビ側の設定画面についての詳細はこちらをご確認ください。

ワイズマンシステムSP側の画面イメージ

ケア記録のページにライフリズムナビステータス(アイコンの状態)・心拍・呼吸のデータが入力されます。

申し送り連携

設定した申し送り時刻を過ぎると、それまでのデータを集計して、数分後にワイズマンシステムSPに送信します。
送信される内容は以下の通りです。

  • 入眠時刻
  • 覚醒時刻
  • 睡眠時間
  • 中途覚醒の回数
  • 夜間トイレ回数
  • 夜間ドアOPEN回数
  • 最高/最低温度
  • 最高/最低湿度
  • 注意事項
ライフリズムナビ側の設定画面

ライフリズムナビ側の設定画面についての詳細はこちらをご確認ください。

ワイズマンシステムSP側の画面イメージ

ケア記録のページに申し送りの内容や注意事項が入力されます。

申し送り連携の注意事項について

ワイズマンシステムSP側に申し送りされる注意事項には以下の種類があります。

発生条件申し送りされる注意事項
睡眠時間が4時間未満よく眠れていないようです。
中途覚醒が4回以上 ※1中途覚醒が頻回していたようです。
夜間のトイレが4回以上 ※1夜間トイレに何度も行っていたようです。
夜間のドアのあけしめが2回以上 ※1夜間居室外に出ていたようです。
居室内の温度が29℃以上 ※2室内が暑くなり過ぎているようです。
居室内の温度が11℃未満 ※2室内が寒くなり過ぎているようです。
居室内の湿度が30%未満 ※2室内が乾燥ぎみです。
上記のいずれにも当てはまらない場合特になし

※1)睡眠不足の原因になっている場合に限ります。
睡眠不足ではない状態では、発生条件の事象があっても申し送りされる注意事項は「特になし」になります。
※2)居室内の温度と湿度の発生条件が両方該当した場合は、温度についての注意事項が申し送りされます。

アラート連携

ライフリズムナビで発生したアラートと発生日時の情報をワイズマンシステムSPに送信します。

ライフリズムナビ側の設定画面

ライフリズムナビ側の設定画面についての詳細はこちらをご確認ください。

ワイズマンシステムSP側の画面イメージ

ケア記録のページにライフリズムナビで発生したアラートと発生日時が入力されます。

バイタル連携

ライフリズムナビで計測した体温・血圧・脈拍・SpO2のデータをワイズマンシステムSPに送信します。

ライフリズムナビ側の設定画面

ライフリズムナビ側の設定画面についての詳細はこちらをご確認ください。

ワイズマンシステムSP側の画面イメージ

ケア記録のページにライフリズムナビで計測した体温・血圧・脈拍・SpO2のデータが入力されます。

入居者情報の連携

ワイズマンシステムSPで登録した入居者情報をライフリズムナビに連携します。

新規入居する場合

ワイズマンシステムSPの「利用者台帳(基本情報)」および「入退所(居)状況」を登録します。

利用者台帳(基本情報)
入退所状況

ワイズマンシステムSPで登録した情報は10分ごとに自動でライフリズムナビに連携されます。

グループホームへ新規入居の場合

居室の概念がなくユニットのみの設定になっているため「居室登録」を設定する必要があります。

ご入居者の居室を入れ替える場合

転室によりご入居者の部屋が変わった場合はワイズマンシステムSPの「転室状況」を登録します。

転室状況

ワイズマンシステムSPで登録した情報は10分ごとに自動でライフリズムナビに連携されます。

退去する場合

退去する場合はワイズマンシステムSPの「入退所状況」にて終了情報を登録します。

入退所状況

退所日・退所時刻以降はセンサー機器からのデータが「ケア記録」に取り込まれません。

ワイズマンシステムSPの詳しい操作方法については、ワイズマンの担当者までお問い合わせください。

退去されたご入居者が再入居する場合

ワイズマンシステムSPとライフリズムナビを連携している状態で過去1年以内に退去されたご入居者が再入居した場合は、ライフリズムナビのセンサーデータ(過去データ等)を引継ぐことができます。

連携を解除した状態でライフリズムナビでの入退去操作を行った場合、センサーデータは引き継がれません。

センサーデータが引き継がれるケース

・同じ居室に再入居する場合
(例:Aさんが101室から退去後、101室に再入居)
・他の居室に移動する場合
(例:Aさんが101室から退去後、102室に入居)

センサーデータが引き継がれないケース

・退去後に別の人が入居する場合
(例:Aさんが101室から退去後、Bさんが101室に入居)
・連携を解除して、ライフリズムナビで入居/退去の操作をした場合
(例:Aさんが101室からライフリズムナビで退去操作後、102室に入居)

入居者情報の連携に関する注意事項

入居者情報・居室情報はワイズマンシステムSPにて登録してください。

ライフリズムナビにて入居者情報や居室情報を入力した場合、ワイズマンシステムSPに情報が反映されません。

② 新規入居時・転室時の情報更新はワイズマンシステムSPにて行ってください。

「ライフリズムナビ」と「ワイズマンシステムSP」で入居者情報が異なる場合、データが連携されなかったり、別のご入居者の記録が連携されるなど、正しく連携されない可能性があります。
新規入居時や転室時は、ワイズマンシステムSPにて入居者情報を登録してください。

③ ライフリズムナビにて「入居/退去情報の取り込み」を設定している場合は、ライフリズムナビ側の更新作業は不要です。

ライフリズムナビにて「入居/退去情報の取り込み」を設定している場合は、ライフリズムナビ側で入居/退去情報の更新を行うことはできません。
ワイズマンシステムSPにて入居者情報を更新してください。

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