はじめに
このページでは、エデントータルシステム(以下「ETS」)とライフリズムナビを連携する場合について説明しています。
介護記録連携とは
ライフリズムナビと介護記録システムを連携することで、相互にデータを連携して自動で記録、入力する機能です。
介護記録連携で出来ることは以下の2点です。
1、ライフリズムナビから介護記録システムに自動記録
2、介護記録システムの入居者情報をライフリズムナビに反映
連携できる項目
介護記録連携で連携できる項目は以下の4点です。
- ラウンド情報(ライフリズムナビステータス(アイコンの状態)・心拍・呼吸)
- アラート情報
- 申し送り情報
- 入居者情報
構成図

機能概要
ラウンド連携
ライフリズムナビ側にて選択した送信スケジュールの時刻を過ぎると、ライフリズムナビステータス(アイコンの状態)・心拍・呼吸のデータをETSに連携します。
ETSにデータが反映されるタイミングについては、ETS側の設定をご確認ください。

ライフリズムナビ側の設定画面についての詳細はこちらをご確認ください。

「統合ケア記録管理」ページにライフリズムナビステータス(アイコンの状態)・温湿度・心拍・呼吸のデータが連携され、入力済みになっています。

申し送り連携
ライフリズムナビ側にて設定した申し送り時刻を過ぎると、それまでのデータを集計してETSに連携します。
ETSにデータが反映されるタイミングについては、ETS側の設定をご確認ください。
連携される内容は以下の通りです。
- 入眠時刻
- 覚醒時刻
- 睡眠時間
- 中途覚醒の回数
- 夜間トイレ回数
- 夜間ドアOPEN回数
- 最高/最低温度
- 最高/最低湿度
- 注意事項

ライフリズムナビ側の設定画面についての詳細はこちらをご確認ください。

「統合ケア記録管理」ページに申し送りの内容が連携され、入力済みになっています。

申し送り連携の注意事項について
ETS側に申し送りされる注意事項には以下の種類があります。
発生条件 | 申し送りされる注意事項 |
---|---|
睡眠時間が4時間未満 | よく眠れていないようです。 |
中途覚醒が4回以上 ※1 | 中途覚醒が頻回していたようです。 |
夜間のトイレが4回以上 ※1 | 夜間トイレに何度も行っていたようです。 |
夜間のドアのあけしめが2回以上 ※1 | 夜間居室外に出ていたようです。 |
居室内の温度が29℃以上 ※2 | 室内が暑くなり過ぎているようです。 |
居室内の温度が11℃未満 ※2 | 室内が寒くなり過ぎているようです。 |
居室内の湿度が30%未満 ※2 | 室内が乾燥ぎみです。 |
上記のいずれにも当てはまらない場合 | 特になし |
※1)睡眠不足の原因になっている場合に限ります。
睡眠不足ではない状態では、発生条件の事象があっても申し送りされる注意事項は「特になし」になります。
※2)居室内の温度と湿度の発生条件が両方該当した場合は、温度についての注意事項が申し送りされます。
アラート連携
ライフリズムナビで発生したアラートと発生日時の情報をETSに連携します。
ETSにデータが反映されるタイミングについては、ETS側の設定をご確認ください。

ライフリズムナビ側の設定画面についての詳細はこちらをご確認ください。

「統合ケア記録管理」ページにライフリズムナビで発生したアラートの種類が連携され、入力済みになっています。

入居者情報の連携
入居者情報は、ETSで入力した情報がライフリズムナビに連携されます。
入居者情報の連携に関する注意事項
① 入居者情報・居室情報は、ETSにて登録してください。
ライフリズムナビにて入居者情報や居室情報を入力した場合、ETSに情報が反映されません。
② 新規入居時・転室時の情報更新は、ETSにて行ってください。
ライフリズムナビとETSで入居者情報が異なる場合、データが連携されなかったり、別のご入居者の記録が連携されるなど、正しく連携されない可能性があります。
新規入居時や転室時は、ETSにて入居者情報を登録してください。
③ ライフリズムナビにて「入居/退去情報の取り込み」を設定している場合は、ライフリズムナビ側の更新作業は不要です。
ライフリズムナビにて「入居/退去情報の取り込み」を設定している場合は、ライフリズムナビ側で入居/退去情報の更新を行うことはできません。
ETSにて入居者情報を更新してください。