【中級編】STEP② 課題を抽出する

【中級編】STEP② のポイント!
・日頃のケアの中で気になる方のデータを参照してみましょう。
・傾向をつかめるようにしましょう。
・介護記録との照らし合わせをしてみましょう。
・多角的な視点から課題を抽出してみましょう。

日頃のケアの中で気になる方のデータを参照

日頃、ケアを行っている中で睡眠状況や排泄面、認知症の症状が強く出ている方など、気になるご入居者をピックアップしてデータを見てみましょう。

データの見方を確認したい方はこちら↓↓

例)

(画像はイメージです)

傾向をつかむ

「ピックアップAI機能」で変化の兆候をつかむことが可能です。

機能を活用して変化の兆候をキャッチしましょう。

傾向をつかむ際に、下記の内容をチェックし、ライフリズムナビのデータ上から課題と思われる部分を抽出していきましょう。

  • トイレの頻度やタイミング
  • 心拍呼吸数
  • 睡眠リズム、中途覚醒、体動の多さ  等
(画像はイメージです)

傾向から考察した例)

赤枠の日は、よく眠れているが、黄色枠の日は夜間に何度も起きている。
日による違いは何か?  等


傾向をみていきましょう。

介護記録との照らし合わせ

ライフリズナビのデータは、センサーが感知した部分のデータであるため、生活の一部分の情報です。介護記録や既往歴、生活歴、性格、服薬状況等とデータを照らし合わせていきましょう。

ライフリズムナビ以外の情報から確認できた内容

例)

・日中は食堂で傾眠している。
・利尿剤を服用している。(頻尿気味)
・もともと夜勤の仕事をしていた。夜型の生活をしていた等
・トイレに頻回に行っているが、毎回尿が出ているわけではない。
・認知症によるBPSD
・易怒性あり   等

課題を抽出

センサーデータと介護記録等の情報を照らし合わせ、多職種間で協議の上で、多角的な視点から、課題を抽出しましょう。

課題抽出例)

・おむつ外し(いじり)
・昼夜逆転
・夜間トイレ頻回   等

▼ 課題を抽出できたら、【中級編】STEP③ で課題にアプローチしていきましょう。

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