イベント入力機能 活用編

この記事は3分で読めます

このページはイベント入力機能をどのようにケアに活用していくかをまとめたページです。
イベント入力機能はケアを提供する上で課題のある方にお使いいただくことで、ケアの評価を行うことができる機能となっています。
将来的には記録システムとの連携も視野に入れて開発を行っております。使い慣れておいていただくと、後々にもメリットがある機能です。是非ご活用ください!

①イベント入力機能をつかって、排泄リズムを把握する

イベント入力機能の「排泄 小」を活用して、ご入居者の排泄の記録を行うことができます。

(画像はイメージです)

記録したデータからご入居者の排泄リズムをつかむことができます。

(画像はイメージです)

記録したデータからご入居者の排泄の傾向を把握し、排泄ケアの時間を見直すことができます。

②服薬(眠剤、下剤等)の効果を確認する。

イベント入力機能の「投薬 眠剤」を活用して、投薬の記録をすることができます。

(画像はイメージです)

投薬後のデータを確認すると、入床後に青色の「睡眠グラフ」となっているが、その後ベッド上で「在床および体動」の水色のグラフが多いことがわかります。

(画像はイメージです)

この機能を利用することにより、服用中の睡眠薬等の効果を客観的にみることができ、医療職と情報共有をすることで、服薬調整など適切な支援につなげることができます。

また、「投薬 排泄」を活用して、下剤の効果や下剤服用後の睡眠への影響(下剤による腹痛、違和感などによる、睡眠データや睡眠中の体動の変化等)なども把握することができます。

③転倒や事故の傾向を把握

転倒やベッドからのずり落ち等の事象が起きた際に「事故」を活用して、記録をすることができます。

(画像はイメージです)

転倒の時間や、頻度などから転倒の可能性予測に活用できます。
また、転倒が起きる前のデータを振り返ることで、ご入居者の生活リズムを把握し、転倒予防のためのケアにつなげることができます。

(画像はイメージです)

今回の例では、普段よりも夜間帯に起きる頻度が多かったことから「今後も夜間帯で頻回に起きる際には注意が必要」等の対策を立てることが可能です。

イベント入力機能を活用しながら、ご入居者の生活リズムの把握と、ケア内容の変更につなげていきましょう。

目次