施設内での事例検討

ライフリズムナビが施設内で浸透して、データの見方に慣れてきたらデータの活用をしていきましょう。ライフリズムナビはリアルタイムで状況の把握や睡眠データを可視化できることも十分なメリットですが、データをケアに活かすことで、科学的介護を実践することも可能です。

このページでは、事例検討用フォーマットを活用した事例をご紹介いたします。

事例検討フォーマット

※ファイルのご使用にはMicrosoft PowerPointが必要です。

事例検討定着化へのステップ

見本事例の紹介

STEP

ICT委員会にて対象者を選定する。

対象者:
夜間0時頃の排泄介助後に覚醒して浅い睡眠が続いている方

事例検討フォーマットに必要事項を記入し、ライフリズムナビデータを確認すると、0時頃の排泄交換後に体動継続秒数が増えており、浅い睡眠データとなっていることが多い。
排泄交換が睡眠の妨げになっている可能性があり、排泄介助の時間を変更し睡眠データを確認する。

STEP

排泄介助時間を睡眠深度が浅い時間帯に変更し介助を実施する。
イベント入力機能を使用して、排泄イベントを登録する。

STEP

ICT委員会で実施後のデータを確認し、排泄介助時間を変更した効果を確認する。

STEP

ライフリズムナビデータ上、排泄介助時間を変更したことにより浅い睡眠時間が減ったため、ケア内容を継続し、定期的にデータを確認することとなる。

before

after

施設内で事例検討を行うことで、よりライフリズムナビデータを活用するサイクルが定着し、データに基づいたケア(科学的介護)を実践することができます。
ぜひ、事例検討フォーマットを活用して事例検討をすすめてみてください。


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